江口寿史個展 「NO MANNER」 麻布へ彼女に会いに

千葉県立美術館で開催されていた、江口寿史さんの『彼女展』が1月15日で終了しましたが、今度は元麻布のaikai Kiki Galleryにて江口寿史さんの個展『NO MANNER』が1月17日〜2月7日の間、開催されております。

というわけで、『彼女展』の気持ちの高ぶりが冷めない1月の下旬、行ってまいりました。
その日は前夜からの寒波の影響で非常に寒く、麻布十番から元麻布への10数分が童話の「北風と太陽」で北風に吹かれる旅人の心持ち。

ギャラリーはビルの地下にあり、階段を降りて自動ドアが開くと温かい空気がほっとします。
受付には何やら先客の男性が受付の女性に質問攻め(?)をしており、なかなか終わらない。黙って入っていいものか少々迷いましたが、受付の女性が察したのか私と目を合わせ「どうぞ」というような感じの顔をしましたので一礼して入場。

受付のカウンターに置かれていたパンフレット、というか小冊子というか、表紙が素敵。

江口寿史さんの作品にこちらの工房で現代美術的作法を取り入れペインティングを制作したものを展示されています。
展示数は15点。どれも素敵でした。

ひばりくんもいました。

ギャラリーの奥が畳張り。
しかも床暖で足元ほっくりです。
横になって眺めると気持ちよさそうだったんですが、さすがに自宅でもないのでやめておきました。

平日の昼前ということで、私の他に先ほどの質問攻め男のみ。
ゆっくりと気兼ねせず、作品を観ることができました。
こちらの作品は版画にて販売もするそうです。

しっかり堪能し、気持ちがほくほくして退出。
当然外は寒かった。
でも、とてもいい時間を過ごせたので問題なしです。